最近、久々に実家に帰って母と話してから、ふとした時に母のことを考えることが増えるようになりました。
私の子供も高学年になり、これから反抗期が来るのだと思いますが、私が反抗期真っ只中の時、母はうるさく口出しすることもなく見守ってくれていました。
また、学校や会社のことで、私がどんなに弱音を吐いたり泣いたりしていても、私から話すまでそっとしておいてくれました。今思うと、何も言わずにただ聞いてくれているだけで自分の居場所がここにあるという安心感を感じることができていたように思います。
母親になってから、あの時なぜ口を出さずにいられたの?と母に尋ねたことがあります。母は、「あなたは、泣いたり弱音を吐いたりして感情を出してくれていたから、ちゃんと乗り越えられると思って何も心配していなかったよ~。」と笑いながら言っていましたが、その言葉は、同じ母親になった私にとって驚きでした。そして、同時に、自分を信じてくれていたことが本当に嬉しく感じました。
子供を信じて見守ることの大切さを、母から教えてもらえた出来事でした。
これから、どんどん成長していく我が子に戸惑うこともあると思いますが、子供を信じて程よい距離感で見守っていきたいと思います。