昨年、突然子どもが学校に行きたくないと言い、しばらくの間お休みをしていた時期がありました。今まで学校生活を楽しんでいたように見えたのにどうしてだろう?
最初はとても戸惑い、無理にでも行かせようとしましたが、それで良くなるはずもなく…
自分なりに本やネットで調べててみると、私の子どもに対する接し方が、心の自立を妨げてしまっているかもしれない、ということに気が付きました。
当時の私は、仕事で時間に追われていてこともあり、常にイライラしながら、子どもの行動にしつこく口を出していたように思います。そのせいで不安定になっているのだと知り、変わるべきは私自身なんだととても反省しました。
それからは、子どもから求めてくる時以外はできるだけ口を出さずに見守り、今まで手助けしていた事も、「自分でやってみてごらん」と一人で出来ることを増やしていくように声かけをしていきました。
すると、少しずつ子どもが変わっていくのを実感し、次の学期からはほとんど休むことなく学校へ行けるようになりました。
子どもを信じて見守っていくことで、こんなに子どもが変わるんだ!と、とても大きな気付きを与えてくれた出来事でした。
育児は正解がないので悩みが尽きないですが、これからも子どもと一緒に自分自身も成長していけたらと思います。