ある日、私が料理をしようとしていると、子供が「自分も料理を手伝いたい。」と言いました。私は普段、後々しなければならないであろうフォロー、やり直し等を考えて良くないとは思いつつ、子供自身の身の回りのこと以外はあまりさせてきませんでした。
ですが、子供から手伝いたいと言ってきたのもあり、お互い良い機会かと思い、手伝わせてみることにしました。ハラハラしている私をよそに手際良く手伝いを進めてくれました。そして一言「お母さんが疲れる理由が分かる気がする。」と言いました。理由を聞くと、「野菜を切るだけで大変なのに、他にも色々しなきゃいけないから。」と。
私はてっきり、疲れた、楽しかった等の言葉が出てくると思っていたので意外でした。
私が家事をする姿を見て、疲れてるんだなと感じたことや、実際に手伝ってみて大変さを分かってくれたことが、手伝いをさせてみて良かったと思いました。「じゃあ、これからも色々手伝ってもらおうかな。」と言うと、「えー。」と笑う子供。本当に小さなことですが成長を感じられた一日でした。