2020年10月28日水曜日

「自己評価を高く持って」by霧島太郎

 子どもの心を育てるうえで「自分は生きている価値がある」「大切な存在だ」「必要な人間だ」という気持ちを育てること。それは、自立した子どもに育てる。

子どもが頼ってきたら、助けてやる。「自分でやる。」と言ったら、やらせてみる。甘えてきたときには、それをちゃんと受け止める。自立しようとするときに手を出しすぎず、後ろから応援する。子どものペースで、甘えたり、反抗したりにつきあっていく。ということが、子どもの自己評価を育むということです。

逆に、子どもの甘えを突き放したり、子どもの甘えを自立を否定したり、抑え込んだりでは、子どもの自己評価は育たない、ということです。(1)自分 

「笑顔」byコスモス

 私には、とても愛しく思える子どもたちの瞬間があります。たわいもない事だが、子どもたちが寝ている時に夢を見ているのか声を出してクスクス笑っているのを見た瞬間。

この時はほんとに心がほっこりします。どんな夢を見ているのであろうか?こちらまで笑顔になってしまいます。

みなさんは、どんな時、心がいやされますか?

話は変わりますが、今年の運動会は残念でした。あんなに練習したソーラン節やバトンパス。生で見たかったな。でも、親以上に残念だったのは子どもたちでしょう。このご時世仕方のない事なのですが・・・。

これから先も成長していく中でいろいろな事を経験していくと思いますが、心強く、自分に自信を持って自立して欲しいと願います。

「いつもありがとう」byはなかあさん

 中学一年の長男を筆頭に、五年生の次男、年中の長女と三人の子育てに追われる日々を過ごしています。仕事との両立はなかなか難しいことも多いですが、ずっと心がけていることがあります。私自身、疲れがたまったり、ホッと一息つきたい時、空を見上げることがよくあります。それは大空だったり、夕焼け空だったり、真っ暗な夜空だったり。いつ見ても同じ空はありません。堂々として、大きく包み込んでくれて、よし、明日もまた頑張ろう!とパワーをもらって気持ちのリセットができます。長男がまだ赤ちゃんの頃、抱っこ紐でよく散歩に行きました。

「ほら、今日は空が綺麗だよ。風が気持ちいいね。だんだん寒くなってきたね。今日は満月だって。お月様きれいかもね。」

キョトンとした顔でキョロキョロ辺りを見回すばかりで返事はありませんでしたが、ワンオペ育児の中、話し相手がほしい私の独り言に付き合ってくれていたのかな、と懐かしく思い出します。それから十数年、独り言だろうが何だろうが、感じた自然の変化を子供のたちの前で言葉にするようにしています。たいてい返事はありません。

つい先日、あまりにも帰りが遅くなり、実家で待っている子どもたちを急いで迎えに行き、家に帰ってから子どもたちを寝かせるまでの流れをイメージしながら車を走らせ、バタバタと帰路につきました。

「ほら、早くして!もう寝る時間になっちゃうよ!」

と、ガミガミ母さんになっていました。すると、五歳になったばかりの娘が

「まま、おつきさまきれいだね。うさぎさんみえるね。」

と一言。空を見上げると綺麗な満月でした。思わず涙が溢れそうになりました。ほんの少し、一緒にお月様を眺めて穏やかな時間を過ごすことができました。