2026年10月8日木曜日

一歩一歩進む心 かえるで

  我が家は海が大好きで、娘は小さい頃からボディボードやファンボードで夏の海を楽しんでいます。

 一年生の秋、紅葉も兼ねて、山登りも楽しそうねと、まずは登山道具を揃えて、山の知識も入れ、見通しを立てていざ出発。天気は快晴、目指すは韓国岳山頂です。

 登山道では、海老色に染まったススキやリンドウの花、季節外れの深山霧島ツツジの花を見たり、野鳥の鳴き声を聞きながら開けていく景色に娘も楽しそうに登っていました。

 しかし、道が険しくなるにつれて「つかれた。」「休む。」と意気消沈の娘。休憩を取っては進みの繰り返し。すると、下ってくる方が小さい娘に「がんばったね!ここまでよく登ってきたね!」「すごいね!」「もうすぐだよ!」と次々に声をかけてくださったのです。その声が嬉しかったのか、後ろを振り返り「こんなに登ってきたんだ。」と自信がついたようで、その後は山頂まで力強く歩みを進め約三時間、ついに登頂。やりきった娘の笑顔は今でも忘れられません。

 山頂では、青い空の下、霧島の山並みや桜島を眺めながらカップ麺をすすり、おにぎりをほおばる娘が「登るのがきつくてやめたいって思ったけど、ごはんがおいしいからまた登りたい。」と伝えてくれました。そんな娘に、初めての登山に挑戦したこと、一歩一歩自分に負けずに進んで頂上に立ったこと等たくさん褒めたことを思い出します。

 この登山を機に、高千穂峰にも挑戦。足場の悪さに苦戦しながらも登頂。この四年で霧島の山はほぼ制覇しました。

 これから先は、大きな不安が押し寄せても、霧島の山を見るたびに、「あの山に登ったんだ!この不安も乗り越えてみせる!」の意気込みで、日々自分に負けずに乗り越えて欲しいです。

 夏は海を楽しみ、季節で山を楽しむ、近くに素晴らしい山々があることに感謝しつつ、これからもワクワク楽しいと思うことを探し娘と共に成長していきたいと思います。